関白秀吉の九州一統
中野等
著者 | 中野等 |
---|---|
出版社 | 吉川弘文館 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 320 頁 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784642029858 |
商品内容
関白となった羽柴秀吉は、天皇の権威に依拠しつつ国内「静謐(せいひつ)」の実現を目指し、勢力圏拡張を進める九州の島津攻めを決める。
九州平定戦を含む一連の政治・軍事過程の具体相と、国分け・国割りなどの戦後処理=九州仕置きの実態を詳述。「九州一統」がもたらした領主権力の再編・統合の歴史的意義を、中世末~近世初めの大転換期に位置づける。
▼目次
はじめに
第I部 九州一統への道
--第一章 織田・羽柴政権と九州・西国
--一 足利義昭と織田信長の対立
--二 織田家中の覇権争いと九州・西国
--三 羽柴・毛利同盟の成立と島津家の勢力拡張
--第二章 羽柴政権の九州「停戦令」と「国分け」案
--一 勅定に基づく九州停戦令
--二 九州和平と島津家の対応
第II部 九州平定戦の推移
--第一章 中国・四国勢による前哨戦
--一 中国・四国勢の九州先遣
--二 島津勢の豊後攻めと戸次川の合戦
--第二章 関白秀吉の「九州御動座」
--一 秀吉の出陣と島津勢の豊後撤退
--二 秀吉の九州着陣
--三 島津勢の敗北
--四 島津家に対する戦後処理
--第三章 戦後の九州仕置き
--一 九州国分け
--二 博多築城・博多町割り
--三 領主権力の制限といわゆる「伴天連追放令」
--四 九州国分けの最終段階
第III部 新秩序への反動と体制の再編
--第一章 未完の「九州平定」
--一 北部九州の騒乱
--二 一揆・騒擾の沈静化
--三 肥後検地と小西・加藤領の成立
--四 続く日向国内の混乱
--第二章 新たなる政治・社会秩序
--一後陽成天皇の聚楽行幸
--二 自力救済の否定
--三 日向国割りの確定
終章 「御朱印」体制の成立
参考文献
あとがき
九州平定戦を含む一連の政治・軍事過程の具体相と、国分け・国割りなどの戦後処理=九州仕置きの実態を詳述。「九州一統」がもたらした領主権力の再編・統合の歴史的意義を、中世末~近世初めの大転換期に位置づける。
▼目次
はじめに
第I部 九州一統への道
--第一章 織田・羽柴政権と九州・西国
--一 足利義昭と織田信長の対立
--二 織田家中の覇権争いと九州・西国
--三 羽柴・毛利同盟の成立と島津家の勢力拡張
--第二章 羽柴政権の九州「停戦令」と「国分け」案
--一 勅定に基づく九州停戦令
--二 九州和平と島津家の対応
第II部 九州平定戦の推移
--第一章 中国・四国勢による前哨戦
--一 中国・四国勢の九州先遣
--二 島津勢の豊後攻めと戸次川の合戦
--第二章 関白秀吉の「九州御動座」
--一 秀吉の出陣と島津勢の豊後撤退
--二 秀吉の九州着陣
--三 島津勢の敗北
--四 島津家に対する戦後処理
--第三章 戦後の九州仕置き
--一 九州国分け
--二 博多築城・博多町割り
--三 領主権力の制限といわゆる「伴天連追放令」
--四 九州国分けの最終段階
第III部 新秩序への反動と体制の再編
--第一章 未完の「九州平定」
--一 北部九州の騒乱
--二 一揆・騒擾の沈静化
--三 肥後検地と小西・加藤領の成立
--四 続く日向国内の混乱
--第二章 新たなる政治・社会秩序
--一後陽成天皇の聚楽行幸
--二 自力救済の否定
--三 日向国割りの確定
終章 「御朱印」体制の成立
参考文献
あとがき
読後レビュー
おすすめ商品
-
サムライ心得帖 戦術・武具から教養・礼節まで
サムライ心得帖 戦術・武具から教養・礼節まで
税込 2,750円
-
アイヌ語地名の歴史
アイヌ語地名の歴史
税込 1,980円
-
近世古文書用語辞典
税込 4,950円
-
図説 怪異百物語 江戸東京篇
図説 怪異百物語 江戸東京篇
税込 2,200円
-
別冊太陽 日本のこころ 呪術の世界
別冊太陽 日本のこころ 呪術の世界
税込 2,750円
-
手塚治虫トレジャー・ボックス どろろ セカンド・エディション
税込 17,600円
-
陰陽師の平安時代 貴族たちの不安解消と招福
税込 2,090円
-
創られた「天皇」号 君主称号の古代史
税込 3,850円
-
武士の掟 中世の都市と道
税込 2,200円
-
戦後治安体制の確立
戦後治安体制の確立
税込 7,920円
-
続・沖縄戦を知る事典 戦場になった町や村
税込 2,640円
-
源氏物語の舞台装置 平安朝文学と後宮
税込 1,870円
支払い / 配送方法
送料は全国一律380円(税込)です。代金引換をご利用の場合、配送手数料とは別に代金引換手数料300円(税込)が別途必要になります。